Green Festival 緑のお祭り
今日は友達とワシントンDCのコンベンションセンターで開催されているGreen Festivalに参加した。Green FestivalはアメリカのNGO2つが主催しているイベントで、インドネシア人の友人は2年前の第一回目のイベントを見に行ったことがあるらしく、興味があれば一緒に行かないか、と誘われた。
Greenという名前からもわかるように、「環境にやさしい社会やビジネス」を軸にプログラムが構成されているようだ。入場料は15ドルだし、どうせ週末は一日部屋でぐうたらするだけだし、行ってみるか、ということで参加してきました。
イベントは土日の二日間で(1)スピーカーのプレゼン・講義、(2)映画やヨガクラス、(3)メンバー組織・企業のブースで構成されている。結果から言うと、ちょっとがっかりでした。朝11時半から夜の7時半までいたのだけれど。
まず数十人いるスピーカーの履歴を読んでみたけれど、イマイチぱっとしない。友人曰く、二年前のイベントにはボディーショップの幹部やら、色々経験豊か&大物が何人か呼ばれていたそうだが、今回はこれといって目玉なし。実際4つ講義に顔を出したけれど、つまらない。他の講義も大したことがなさそうなので、ヨガのクラスに参加してみた。
今日の収穫は、ヨガのクラスで運動した、試食沢山した(オーガニッククッキー、ドレッシング、チョコレート等など)、無料サンプル(ハンドローション、シャンプー等)を一杯ゲット、最後に見たBlack Gold(黒い金=コーヒー豆のこと)というエチオピアのフェアトレードコーヒーの映画でした。
二年前の主要なテーマは「オーガニック」だったらしいが、今回はどうやら「ローカル」だったよう。Locally grownとかLocal communities、Local Companiesを強調しているスピーカーが目立った。例えばオーガニックフードはlocally grown(地元地域で生産されている)でなければ持続可能ではない、運送に莫大な燃料を使うのはよくない、というお話や、大企業・多国籍企業ではなくて地元の企業をもっとサポートすることによって地域社会の活性化を図ろう、という話があった。その他途上国の債務帳消しをサポートする人や、原子力発電に反対する人や色々いたけれど。皆さんイマイチ説得力に欠けたのは、おそろらくプレゼンのスキル、あるいはカリスマ性の問題だったのかしら。この辺りの議論には疎いので、はっきりしたことは言えませんが。
沢山タダで(入場料15ドルだったけれど)いろんなものもらって喜んでいたけれど、あれ、これって環境にやさしいお祭りなんでしょ、何でこんなにいろんな無駄なものくれるのさ、とふと疑問...。お祭りTシャツもくれたし。布バックを配っていたブースもあった。確かに会場にはちゃんと分別ごみ箱があったり、試食の紙食器は全てリサイクル紙利用だったりしたけれど、絶対配られたあの膨大な量のサンプルやグッズは使用されずに、家庭ゴミになるに違いない。フォーカスは環境や貧困等の問題をつっこんで議論するのではなく、どっちかというと商品のプロモーションにあったのかも?
来年は行かないなー。まあ、私としては映画も見れたし、ヨガもできたし、チョコレートも食べられたし、友達と会えたし、いい経験でした。あれ?(-_-;)
あ、映画はちゃんとしてました。これについてはまた後で。
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