Sunday, February 10, 2008

West meets East

この2ヶ月ほど、週一回ヨガに通っています。以前同僚に誘われて2、3回行ったことがある(2006年10月のブログ参照)Tranquil Space(静かな空間)をいう名前のワシントンDCにあるヨガスタジオが、去年バージニア州側にも新しく小さなスタジオを開きました。ちょうどよいことに、私のアパートから徒歩5分以内のところにあります。会社のある日の夜は、クラスに間に合わないことが多いので、日曜の午後にやっている1時間15分の初級クラスを取っています。

週一回とはいえ、社会人になってからずっと運動不足の私としては、大きな一歩かと。身体が硬いので、ストレッチの代わりにもなります。ヨガに関しての知識はまったく無いに等しいですが、アメリカのヨガの大半(恐らく最近の日本のヨガブームも同じなのかと思います)は、エクササイズ・身体の健康に重点を置いていて、瞑想や精神的な面はあまり強調されていません。

私が取っているクラスの先生は、最初に「呼吸を整えて精神を集中させ、今日ここにきた理由を心に留めましょう」と言ったり、最後に「今日の格言(マーチールーサーキング牧師の日だったら、キング牧師が残した言葉とか)」みたいなことを読み上げて、「ナマステ」の一言と合掌で終わったりしてますが、その程度です。

何故急にヨガを始めたのか。今年こそは運動しよう!と自発的に頑張った結果では実はありません。スパでマッサージやフェイシャルをしてもらってリラックスするのは、根本的な問題解決にはならないし、お金がもったいないと思い立ったからでもありません...。今でも行ってます(笑)。単に体調を少し崩した結果、もう30歳を過ぎ、そろそろ身体を大切にしないと、後でたたるかも?とちょっと怖くなったからです。

去年の夏頃からアレルギーや目眩、偏頭痛の症状に少し悩まされて、病院にいってMRI等の検査を受けても特に悪いところはないという診断でした。結局西欧医学的には原因特定不可、特に珍しい症状でもないので、痛み止めだの酔い止め等の症状に対する薬を処方されました。後は安静にして下さい、というアドバイス。

で、大したことがなかったのは万々歳なのですが、症状が出るたびに強い処方箋の薬を飲むのも気が引けるし(一般的にアメリカでは日本よりも強い薬が処方される傾向にあります)、次にまた症状が出るまで何もしないのも気になるので、東洋医学の方向で考えてみようと思いました。友達・同僚にも鍼や食事改善等で体調が良くなっている人達がいるので、きっと効果が得られるんじゃないかと。

針灸は痛いのが嫌なのと、アメリカだとどの先生に診てもらったらよいかわからないので(口コミで良い先生を紹介してもらわないと怖い)、とりあえずパス。カイロプラクティックも同じ。ヨガをやり始めてから身体の調子が良くなったと言っている人が複数いたので、ヨガなら医療行為じゃないし、お手軽にできる、ということでヨガをやり始めました。

久しぶりに運動する、という行為がよいのか、ストレスになるようなことはなるべく考えない、というのがよいのか、どちらがいいのか分かりませんが、とりあえず偏頭痛と目眩は12月以来再発していません。

初心者が言うのもなんですが、ヨガは心拍数が異常に上がったりしない(上級者コースやホットヨガは別かもしれませんが)ので、若者から老人まで幅広くできる良い運動ではないかと思います。普段使わない筋肉も鍛えられるし、なんといってもストレッチに。

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